目次
1)出張ネイリストになるには
1-1)必要な資格はある?
1-2)向いているのはどんな人?
2)働き方と働く場所は?
2-1)出張ネイリストの働き方
2-2)出張ネイリストの働く場所
3)出張ネイルのメリット・デメリット
3-1)出張ネイルのメリットは?
3-2)出張ネイルのデメリットは?
4)出張ネイルをする際の注意点は?
5)収入はどのくらい?
6)開業をするために必要な手続きは?
7)出張ネイルの集客はくらしのマーケットで!
1)出張ネイリストになるには
出張ネイリストになるために必要な資格や、出張ネイリストに向いているのはどんな人なのでしょうか?
1-1)必要な資格はある?
出張ネイリストになるために必要な資格というのは、実はありません。
しかしながら、出張ネイリストとして開業・独立する場合は、集客や自身のスキル証明のために以下の資格は取得しておいた方がいいでしょう。
- JNECネイリスト技能検定2級以上
- JNAジェルネイル技能検定中級以上
お客様としても、お金を払って爪の施術をしてもらうなら、資格を持っていたり、実務経験があるネイリストの方が安心感があるためです。
1-2)向いているのはどんな人?
出張ネイリストに向いている人は、以下のような人です。
フットワークが軽い人
出張ネイリストはお客様の家に訪問したり、イベントで出店したり、時間帯もお客様の要望に合わせて早朝や夜間などに対応したりと、店舗に属するネイリストとは異なり、様々な環境で作業を行わなければなりません。お客様のニーズに合わせて臨機応変に対応できるフットワークの軽さが求められます。
やる気と計画性のある人
独立・開業を目指す人にとって、どの業種でも共通する事ではありますが、出張ネイリストとして成功するためにはやる気と計画性の両方が必要です。
仕事を増やすために積極的に営業活動を行い、効率的に稼ぐためのスケジュール管理能力も求められます。
副業として始めたい人
子育てなどでフルタイムで働くことができない場合や、今の仕事を続けながら空いた時間に副業として始めたい人にも出張ネイルは向いているでしょう。
自分で仕事量や働く場所などを自由に決められるため、柔軟な働き方が可能です。
2)働き方と働く場所は?
出張ネイリストの働き方や、働く場所はどうなるのでしょうか?詳しく紹介していきます。
2-1)出張ネイリストの働き方
働き方は、主に2通りあります。
- 独立・開業をする
- 派遣会社に登録する
自分で独立・開業をして個人事業主として働く方法と、派遣会社に登録して仕事を紹介してもらう方法です。
自分で開業をした場合は、コンセプトや価格設定などを自分で決める事ができる自由さが魅力ですが、集客や予約管理、お金の管理もすべて自分で行う必要があります。
派遣会社に登録する場合は、集客や営業活動を行わなくても仕事を紹介してもらえる点が魅力です。応募資格にサロンでの経験や、資格を持っていることが条件となる場合もあります。
2-2)出張ネイリストの働く場所
出張ネイリストが働く場は、主に以下の3つです。
個人宅訪問型
出張ネイルで最も一般的なものです。お客様の自宅に直接伺い、ネイルの施術を行います。
異業種店舗提携型
エステや美容院、カフェなどに併設されたスペースで施術を行います。時間単位でスペースを貸し出してもらえたり、設備や材料が揃っている場合もあります。
イベント出店型
結婚式や成人式などのイベント会場やオフィス等に出張し、ブースを構えて施術を行います。
3)出張ネイルのメリット・デメリット
出張ネイルの仕事のメリット・デメリットを確認してみましょう。
3-1)出張ネイルのメリットは?
少ない開業資金で始められる
最大のメリットとして、少ない開業資金で始められる点が挙げられます。
実店舗を構える場合、物件代や内外装工事代、備品購入代など小規模店舗でもおおよそ1000万円程度は初期費用として発生するとされていますが、出張ネイルなら実店舗が不要なため、ネイル施術に必要な道具を用意するだけで始めることができます。
ネイルサロンとは異なる層を対象にできる
出張ネイルを利用するお客様の多くは、子育てや家族の介護でサロンに行けない人、仕事の都合でサロンが開いている時間に行けない人などです。ネイルサロンを利用する顧客とは異なる層がターゲットになるため、ライバルが少なく、集客の際もターゲットが絞りやすくなります。
自分のペースで働くことができる
自分のペースで働く事ができる点もメリットの一つです。
予約を自分でコントロールする事で、余裕のある働き方をする事ができます。
3-2)出張ネイルのデメリットは?
収入が不安定
ネイルサロンとは異なり、自ら集客をして仕事を獲得しなければ収入に繋がりません。
派遣会社に登録した場合も、安定的に仕事を貰える保証はないため、固定客を獲得し軌道に乗るまでに時間が掛かる場合があります。
時間のコストがかかる
出張ネイルは自ら施術道具を持ってお客様の要望がある場所に赴くため、事前準備や移動など、時間のコストが掛かる点もデメリットといえます。
出張先にネイルをする環境が整っていない場合が多い
出張ネイルはサロンのように施術場所が一定ではありません。特に出張先がお客様の家の場合は、机や椅子など、施術をする環境が整っていない場合もあります。
環境が整っていない中無理な姿勢で施術を行う事で、身体へ負担が生じる可能性があるため、気を付けなければなりません。
4)出張ネイルをする際の注意点は?
特に個人宅へ出張ネイルをする際に、注意しておきたいポイントを3つ紹介します。
出張先の環境を事前に確認しておく
先述のデメリットの項でも紹介しましたが、お客様の家によっては、施術をする環境が整っていない場合もあります。
事前に机と椅子の有無や照明等、訪問先の環境を確認し、必要であれば正座椅子や手元照明などを用意しておくといいでしょう。
移動手段は車がベスト
出張ネイルの場合、施術に必要な道具全般を自らお客様の自宅に運び込まなければなりません。施術用の道具の他にも、上記のような正座椅子や手元照明、延長コードなどを持ち込む場合もあるため、荷物は多くなりがちです。
交通網が発達した地域であれば交通機関でも移動は可能でしょうが、駅やバス停からお客様の家が遠い場合や、雨の日だと移動が大変になるため、移動手段は車がベストでしょう。
忘れ物に注意する
いざ施術を行おうと思っても、忘れ物のせいで施術ができなくなったら大変です。
基本的な施術用の道具の他にも、ネイルライト、コンセント、延長コードやゴミ袋、おつり、領収書など…用意する物が多い分、忘れ物が無いように事前にしっかり確認・注意をしましょう。
出張ネイルはネイルサロンでの施術と違って、出張先によって環境が大きく異なりますし、道具、おつりなども全て自分で用意しなければなりません。他の人を頼る事もできないため、少しでも自分が施術をしやすいように事前確認・対策を練り、懸念点を無くす事が大切です。
5)出張ネイルの収入はどのくらい?
日本のネイリストの平均月収の相場は、24万円程度です。
出張ネイルの場合、収入は自身の仕事量と価格設定によって決まるため、平均月収を紹介する事は難しいのですが、例として以下の条件で収入を予想してみましょう。
①単価:6,000円 / 60分
②1回の施術時間:2時間
③1日の予約数:1件
④稼働日数:20日
※単価は単価はくらしのマーケットの出張ネイルの相場を参考にしています。
①6,000円×②2時間×③1日1件×④20日=24万円
毎日1件予約があった場合、おおよそ24万円の収入が予想されます。
ここから材料費や税金などを差し引くため、この条件だとネイルサロンで働くネイリストよりも収入が少し減るイメージです。
しかしながら、知名度と固定客を増やし、単価と施術件数を増やす事ができれば更に収入を増やす事も夢ではないでしょう。
※施術内容によって単価は変動しますし、単価に移動費を込めるか、別途移動費を請求するかによっても収入は若干変動するため、あくまでも一例としてお考えください。
6)開業をするために必要な手続きは?
出張ネイリストとして開業をする場合は、開業して1ヶ月以内に開業届を税務署に提出する必要があります。確定申告も自分で行う必要があるため、開業を検討する場合は、手続きについても事前に確認しておきましょう。
▼これらの記事で、開業届の提出方法と確定申告についてわかりやすく解説しています。
開業届の提出方法│個人事業を始める際の必要書類とは?
【初めての方へ】個人事業主の確定申告をやさしく解説!
7)出張ネイルの集客はくらしのマーケットで!
今回は出張ネイルの働き方や収入のイメージ、開業について紹介しました。
出張ネイルは、ネイルサロン勤務とは異なり、軌道に乗るまで安定した収入を得る事は難しい働き方ではありますが、自分の努力次第で収入を増やす事が可能です。
「サロンを開くにはまだ自信も資金もない…」という人も、まずは出張ネイルから進めてみて、準備が整ったらサロンをオープンさせるという方法も良かもしれません。
または、副業としても始めやすい働き方のため、まずは副業として始めてみて、自分に合うようであれば将来独立・開業を目指すという方法も良いでしょう。
出張ネイリストとして開業をしたら、まずは自ら集客を行い、お客様に自身のサービスを知ってもらう必要があります。そこで、自社集客する手段として非常におすすめなのがくらしのマーケットへの出店です。
くらしのマーケットとは、ハウスクリーニングをはじめ、家事代行や出張カメラマン、出張ヘアメイクなど200を超えるカテゴリ(=サービス)を提供できる事業者とそれを依頼したいお客様が出会える場で、出張ネイルの事業者も登録が可能です!
初期費用が無料でインターネット上に自分の事業を掲載できるくらしのマーケットは、リスクが少なく効果的な集客対策としておすすめです。
■Web集客を無料ではじめるなら、くらしのマーケット
くらしのマーケットは、個人事業主・自営業者の方が無料で集客をはじめられるツールです。
ハウスクリーニング・引越し・不用品回収など200種以上のカテゴリで集客が可能。集客サイトとしては国内最大級の規模を誇ります。
初期費用・月額費用は無料
集客をはじめるのに料金は一切かかりません。
お客様からの予約が成立した場合のみ手数料が発生する「成功報酬型」です。
予約が入らなかったり、都合が合わず成約しなかった場合、手数料は発生しません。
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
予約手数料 | サービス料金の20% ※サービス料金が10,000円未満の場合は一律2,000円 ※「家事代行・家政婦」と「買い物代行」カテゴリの予約手数料は一律0円 |
充実のサポート体制だから、はじめてでも安心
Web集客の専門家が、売上アップをサポート。
最新の集客ノウハウを学べる各種講座も開催しています。
「スマートフォンが苦手で不安…」という方でも、安心してスタートできます。
1分で完了、かんたん申込
出店申込は、スマホやパソコンから1分で完了。今すぐお申し込みいただけます。
詳しい情報を知りたい方・資料ダウンロードをご希望の方は、下のボタンからご確認ください。