個人事業を始めるには「開業届」が必要です。
とはいっても、新しい仕事の準備などに忙しく、なかなか手が回らないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、忙しい方でもすぐに読めるように、「開業届の手続方法」を簡潔にまとめました。
1. 開業届とは
開業届とは、個人事業として開業する際に税務署へ提出する届出のことです。これは税務署に対して「個人事業主として事業を始めた」と報告するための書類です。
正式には「個人事業の開業届出・廃業届出等手続」といい、事業開始日から1ヶ月以内に提出する必要があります。
2. 開業届って本当に必要なの?
開業届を提出していないからといって罰則などはありませんが、提出することで得られるメリットがいくつかあります。
一番のメリットは、節税対策ができることです。
開業届を提出すると、確定申告時に青色申告を利用することができます。
確定申告を青色申告で行えば、所得(売上 − 経費)から最大65万円が控除されるため、納める税金の額を少なくすることができるのです。
さらに、屋号がある場合は、その屋号名義で銀行口座を開設することができます。
屋号名義にすることで社会的な信用度が増すほか、確定申告の際に収支計算の手間を省くこともできます。
3. 意外と簡単!開業届の提出方法
「でも手続きが面倒なのでは…」と思った方、安心してください。
開業届の手続方法は簡単で、現住所の所轄の税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出するだけでOKです。
開業届の用紙は、最寄りの税務署か国税庁ホームページから入手できます。
自宅のプリンターで印刷して、必要事項を記入しておきましょう。
用紙の記入方法
記入箇所 | 記入事項 |
〜税務署長 | 納税地を所轄する税務署名を記入 |
日付 | 提出日を記入。記入日でないことに注意 |
納税地 | 住所地・居住地・事務所等から該当するものに○ 郵便番号・住所・電話番号を記入 |
氏名 | 本名・フリガナを記入 捺印も忘れずに |
生年月日 | 元号に○ 生年月日を記入 |
個人番号 | 12桁のマイナンバー(個人番号)を記入 |
職業 | 当てはまる業種を記入 |
屋号 | 屋号・フリガナを記入 |
届出の区分 | 開業に○ |
所得の種類 | 事業(農業)所得に○ |
開業・廃業等日 | 開業した日付を記入 |
開業・廃業に伴う届出書の提出の有無(上段) | 「青色申告承認申請書」または「青色申告の取りやめ届出書」を同時に提出する場合は有に○、提出しない場合は無に○ |
開業・廃業に伴う届出書の提出の有無(上段) | 「課税申告承認申請書」または「事業廃止届出書」を提出する場合は有に○、提出しない場合は無に○ |
事業の概要 | できるだけ具体的に記入 |
書式の見本
※この見本は、令和元年(2019年)7月現在の書式です。書式は変更となる場合があります。
※税務署で提出する際は、なりすまし等を防止するための「本人確認」があります。詳しくはこちらをご覧ください。
4. 開業届の提出先
記入が終わったら、納税地所轄の税務署へ提出しましょう。
税務署の所在地については、国税庁ホームページの税務署の所在地などを知りたい方をご覧ください。
Web集客を無料ではじめるなら、くらしのマーケット
くらしのマーケットは、個人事業主・自営業者の方が無料で集客をはじめられるツールです。
ハウスクリーニング・引越し・不用品回収など200種以上のカテゴリで集客が可能。
集客サイトとしては国内最大級の規模を誇ります。
初期費用・月額費用は無料
集客をはじめるのに料金は一切かかりません。
お客様からの予約が成立した場合のみ手数料が発生する「成功報酬型」です。
予約が入らなかったり、都合が合わず成約しなかった場合、手数料は発生しません。
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
予約手数料 | サービス料金の20% ※サービス料金が10,000円未満の場合は一律2,000円 ※「家事代行・家政婦」と「買い物代行」カテゴリの予約手数料は一律0円 |
充実のサポート体制だから、はじめてでも安心
Web集客の専門家が、売上アップをサポート。
最新の集客ノウハウを学べる各種講座も開催しています。
「スマートフォンが苦手で不安…」という方でも、安心してスタートできます。
1分で完了、かんたん申込
出店申込は、スマホやパソコンから1分で完了。今すぐお申し込みいただけます。
詳しい情報を知りたい方・資料ダウンロードをご希望の方は、下のボタンからご確認ください。