訪問美容の仕事は大変？美容サロンとの違いやメリットデメリットを解説

「訪問美容は大変と聞くけど何が大変なの？」このような疑問がある方はいませんか？

訪問美容のメインのお客様は高齢の方です。寝たきりだったり、美容サロンへ行くことが難しいお客様にシャンプーやカットなどの施術を行います。

美容の知識だけでなく介護などの知識も必要になり、一般的な美容サロンとは仕事内容が異なるため大変と感じる方が多いようです。

今回は訪問美容と美容サロンの仕事内容の違いや、訪問美容のメリットデメリットなどを解説します。

目次

1） 訪問美容のメリットとデメリット
2）訪問美容の主な仕事内容
3）訪問美容を始めるには
　3-1） 訪問美容に必要な資格
　3-2）訪問美容の集客方法

1） 訪問美容のメリットとデメリット

ここでは訪問美容についてと、訪問美容のメリットとデメリットを解説します。

1-1） そもそも訪問美容とは？

訪問美容とは、予約をいただいてから訪問先に伺い、美容サービスを提供するサービス形態です。店舗に集客する美容サロンとは異なり、自らお客様の自宅や指定の場所に訪問してサービスを行います。

訪問美容と美容サロンの違いや特徴は以下の通りです。

• 美容サロンと客層が異なる
• 店舗がいらない
• 美容サロン以上に衛生に気を使う
• カットの仕方や所要時間が異なる
• 単価が安い

一般的な美容サロンとは異なり、訪問美容では高齢や病気が理由で外出が困難な方をメインのお客様として施術するため、一層お客様の安全に気を使う必要があります。

さらにカットの仕方やシャンプーの仕方も、お客様に最適な方法で行わなければならないので、通常よりも時間がかかることもあります。

訪問美容師として働きたい方は、上記のような美容サロンとの違いを理解しておくの事が大切です。 

1-2）訪問美容のメリット

訪問美容のメリットは、以下の通りです。

• 今後市場が拡大する可能性がある
• 自由に働ける
• 社会貢献ができる

現在、日本は少子高齢化社会で、今後高齢者の人口がさらに増えると予想できます。それに伴い、訪問美容の需要も高まると予想されます。

高齢の方や障がいがある方など、美容サロンに赴くことが難しい方に施術ができるという点で、やりがいを感じる方が多いようです。社会貢献をしたい方に向いてる仕事とも言えるでしょう。

さらに、一般的な美容サロンのように営業時間が決まっていないので、育児との両立や副業で、訪問美容師として働くことができる点もメリットといえます。

1-3）訪問美容を行うデメリット

訪問美容を行うデメリットは、以下の通りです。

• 事故のリスクがある
• 金銭トラブルが起こりやすい
• 本人の希望ではない場合がある

先ほどもお伝えした通り、訪問美容のメインターゲットは高齢の方のため、転倒などのリスクがあります。

中には認知症やコミュニケーションがうまく取れないお客様もいるため「お金を必要以上に取られた」「お釣りがなかった」と、トラブルになる場合があります。

さらに本人の希望を聞かず、家族や施設側の意思で依頼される場合もあるため、施術当日になり、お客様が施術を嫌がるというケースもあります。

訪問美容の仕事をしようと考えている方は、上記のメリットやデメリットをしっかり比較し、決断する必要がありますね。

2）訪問美容の主な仕事内容

訪問美容の主な仕事内容は、以下の通りです。

• ヘアカット
• シャンプー
• ヘアカラー
• パーマ
• ヘッドスパ　など

仕事内容を見て分かる通り、一般的な美容サロンとほぼ同じ内容の施術が行えます。

美容師の方であれば、すぐに訪問美容師として働き始めることも可能です。

3）訪問美容を始めるには

ここでは、訪問日を始めるために必要な資格や、集客方法を解説します。

3-1） 訪問美容に必要な資格

訪問美容師として働く際は、美容師免許があれば働けます。

しかし、訪問美容のメインのターゲットが高齢者ということを考慮すると、「介護職員初任者研修課程修了資格」という資格を取得するのがおすすめです。

介護職員初任者研修課程修了資格とは、介護の基礎知識やスキルがあると証明できる、介護の入門資格のようなものです。

寝たきりの方や、自分で体を上手く動かせない方の体に直接触れて身体介助ができるので、作業をスムーズに進められます。3ヶ月程度で取得可能です。

介護職員初任者研修（旧ホームヘルパー2級）

3-2）訪問美容の集客方法

訪問美容の集客方法としてオススメなのは、以下の通りです。

• チラシを配る
• ホームページやブログを作成する
• 介護施設へ訪問・営業する
• SNSを活用する
• 集客サイトを利用する

訪問美容の仕事を始めても、最初のうちは集客方法に悩むかと思います。上記のような集客方法を試し、効果や自分の適性に合わせて、最適な集客方法を見つけましょう。

▼これらの記事では、ブログを運営する際の注意点や集客に使えるSNSの紹介をしています

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