1. 家事代行で起業するメリットとは?
家事代行とは
共働き世帯で仕事が忙しく家事まで手が回らない人や、一人暮らしの高齢者などを中心にニーズが高まっている家事代行サービス。
家事代行サービスとは、掃除や洗濯など、これまで主に主婦が行ってきた家事を代行するサービスです。定期または不定期で利用者からあらかじめ要望を受けた家事を時間内で行います。
家事代行で起業する5つのメリット
家事代行で起業するメリットを5つ紹介します。
①家事や育児の経験を生かしやすい
家事代行の仕事は、自身の経験を生かしやすい仕事です。子育てを通じて家事をマスターしている方、片付けや料理が得意な方、家事の段取りを組むのが得意な方が個人事業として起業するにはぴったりといえます。
②資格や免許は不要
家事代行はあくまで利用者の家事を代行するお仕事。そのため、清掃や料理などに関する免許は特に必要ありません。比較的気軽に起業できる領域です。
③リピーターを増やせば安定した収入が期待できる
家事代行サービスの性質上、定期的にお仕事を依頼されることが多くあります。顧客からの信頼を得てリピーターを増やすことができれば、収入を安定させることができます。
④時間の融通がきく
家事代行サービスの1件あたりの作業時間はおよそ2~3時間です。一日がかりで対応するような作業ではないため、比較的時間調整がききやすく、副業としてもふさわしい職種です。
⑤家事代行サービスは成長市場
将来の市場規模は約6,000億円(※)ともいわれており、今後の成長が見込める領域です。
女性の社会進出や単身世帯の増加で、ますます需要が増えると期待されています。
※出典:家事支援サービスについて | 経済産業省(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/bunka/koyou/dai7/siryou8.pdf)
2. 家事代行で起業するときの課題
家事代行サービスのニーズが高まっているとはいえ、利用はまだ限定的です。経済産業省の調べによると、全体のおよそ2%しか家事代行サービスを利用していません(※)。
利用しない理由の回答は「他人が家の中に入ることへの心理的抵抗」が約4割を占めています。
ほかにもセキュリティ(破損、盗難、プライバシー情報の漏れ等)に不安があるといった回答もあり、利用者にとっては依頼する心理的なハードルが高い現状があります。
顧客側の不安を払拭するためには、仕事の出来栄えはもちろんのこと、代行スタッフが信頼できる事業者かどうかが重要な要素となります。
信頼してもらうためには「自分自身の情報を積極的に発信すること」「第三者からの口コミを集めること」が効果的です。
まずは自分のことを知ってもらうために、自分自身の情報を積極的に発信してみましょう。
チラシや自社のWebページに自分の顔写真を掲載したり、趣味や1日の過ごし方などあなたの人となりがわかる情報を公開したりすると、お客さんは「この人なら依頼してもよさそうだな」と安心してくれます。
しかし、これだけだと「よい謳い文句しか掲載してないのではないか」と警戒されてしまいかねません。
第三者による口コミがあると説得力が増し、集客効果を高められます。
口コミの効果と集め方については、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。
口コミの効果と集め方
※出典:家事支援サービスについて | 経済産業省(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/bunka/koyou/dai7/siryou8.pdf)
3. 家事代行で起業するときの手続き
家事代行サービスで起業する場合、個人事業主として始められる方が大半でしょう。
個人事業主とは、会社を設立せずに個人で事業を営んでいる人のこと。
会社設立と比べると、個人事業主の方がシンプルな手続きで開業できます。
個人事業主の開業届の提出方法や確定申告の仕方については、関連記事をお読みください。
開業届の提出方法│個人事業を始める際の必要書類とは?
【初めての方へ】個人事業主の確定申告をやさしく解説!
4. 家事代行で起業するポイントは「集客」
起業する上でもっとも悩ましいのは、集客の問題ではないでしょうか。
家事は得意でも、集客や営業が苦手だという声は多く聞かれるところです。
集客にはさまざまな手法が存在しますが、まずは基本からおさえていきましょう。
ペルソナを設定する
大前提として、自社の「ペルソナ」は起業する前に考えておくべきです。
ペルソナとは、サービスのターゲットとなる、理想の顧客人物モデルのこと。
ターゲットの年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技などのリアリティある情報を設定することで、顧客に対する理解が深まり、ニーズに合わせたサービスを考えられるようになります。
ペルソナの設定方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ペルソナの効果的な作り方とは?例を用いてわかりやすく解説します。
フランチャイズ加盟のメリット・デメリット
ペルソナを設定したら、具体的に何を使って集客するか考えてみましょう。
選択肢の一つとして、家事代行のフランチャイズへの加盟があります。
フランチャイズへ加盟すると、親企業の知名度が借りられるというメリットがある一方で、加盟店側の意見が通りにくい、定額制のロイヤリティがあるなどデメリットもあります。
自社の状況に鑑みて、加盟すべきかどうか考えてみましょう。
フランチャイズの仕組みやメリット・デメリットについては、下記記事を参考にしてください。
フランチャイズとは?今さら聞けない仕組みやメリットを解説!
家事代行業で集客するときのポイント
新聞チラシ、ポスティング、ネット集客など、さまざまな集客方法がある中で、どれを選べばよいのか迷ってしまうことがあるかもしれません。
そんなときは、次の3つのポイントが考慮されているかどうかチェックしてみましょう。
①初期費用がかからない
独立開業時にはさまざまなコストが発生します。
「初期費用にいくら発生するのか」を注視することは見落としてはならない重要なポイントです。
②維持管理費用がかからない
初期費用は抑えられたとしても、月額費用などのランニングコストが発生するのであれば注意が必要です。
いくら集客費用を投下してもまったく反響がなかった場合、じりじりと経営を圧迫してきてしまいます。
③広告内容が顧客にしっかり届く
集客においては「伝えたいこと」が顧客に届いてはじめて意味を持ちます。
もちろん広告の内容を精査することも大事ですが、「どれくらいの顧客に届いているのか」という観点も忘れないようにしたいですね。
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