1. 住宅リフォーム需要は堅調に推移
バブル経済崩壊後の1990年代中頃より新築の着工戸数は減少傾向にありますが、住宅リフォームの市場規模は堅調に推移しています。
古くなった住宅を改修して元通りにする「リフォーム」以外にも、現存の住宅を大規模に改修して新しく作り変える「リノベーション」も定着してきています。また高度経済成長期に作られた建物が一斉に老朽化してきているため、リフォーム需要が伸びているという背景もあります。
このように、建設業界においては新築の需要が落ち込んでいるものの、リフォームやリノベーションの需要は堅調に推移しているため、いま注目を集めている業界です。
2. 未経験でもOK!他業種からの参入も
リフォーム業界には他業種からの参入も相次いでいます。開業にあたって資格が特に必要ないことから、未経験でも参入しやすいのが理由のようです。
リフォーム事業者は、お客様と現場作業員をつなぐ役目も持っています。両者の間に入って適切にコミュニケーションできる人材が求められており、営業・販売職で実績を積んだ方がリフォーム業界に参入し成功する事例もあります。
3. フランチャイズ加盟のメリット・デメリット
フランチャイズ(FC)に加盟しようと考えている方も多いのでないでしょうか。
フランチャイズへ加盟すると親企業のサポートが受けられるというメリットがある一方で、ロイヤリティ(定期的に親企業に支払うお金)が発生したり、加盟店側の意見がなかなか通りにくいなどのデメリットもあります。
フランチャイズ加盟のメリット・デメリットを十分に踏まえた上で、親企業のホームページや資料をもう一度読み込んでみましょう。親企業の価値観や運営方針に納得できていると、加盟後も親企業との間で良好な関係を築くことができます。
フランチャイズとは?今さら聞けない仕組みやメリットを解説!
4. リフォーム開業時の手続きについて
開業時には届出や税金関連の手続きが必要になります。個人事業主の開業時と法人設立時では手続き内容が異なるため、注意が必要です。
個人事業主として開業したいとき
個人事業主として開業する際は、開業届や確定申告関連の申請をすることになっています。
詳しい手続方法については、下記関連記事をご覧ください。
開業届の提出方法│個人事業を始める際の必要書類とは?
【初めての方へ】個人事業主の確定申告をやさしく解説!
法人を設立したいとき
すでに個人事業主として開業していて、リフォームで独立するのを機に法人化を検討している方もいらっしゃるかと思います。
法人化する際の手続き内容は、下記関連記事にまとまっています。ぜひ参考にしてみてください。
個人事業主が法人化するときの手続きをやさしく徹底解説!
建設業の許可について
建設工事の完成を請け負うことを営業するには、建設業の許可を受けなければならないとされていますが、多くのリフォーム工事は「軽微な建設工事」に該当するため、特に許可を受ける必要はありません。
ただし下記のいずれかに当てはまるときは、建設業法第3条に基づき建設業の許可を受ける必要があります。
①建築一式工事について、工事1件の請負代金の額が1,500万円以上の工事または延べ面積が150平米以上の木造住宅工事であるとき
② 建築一式工事以外の建設工事について、工事1件の請負代金の額が500万円以上の工事であるとき
詳しくは、国土交通省ホームページをご覧ください。
個人事業主がリフォーム業で仕事を請負うときに注意するべきこと
5. リフォーム開業時、資金はいくら必要?
資金については対応するリフォームの分野や開業形態(フランチャイズに加盟するかしないか)、人員体制などによって大きく異なるため一概に言うことはできませんが、商品の在庫を抱えて商売をするのではなく、自らの技術を売りとする仕事であるため、比較的少ない資金でも開業することができます。
建設業許可を受け、大規模なリフォーム工事を視野に入れている場合は、自己資本が500万円以上であることや、500万円以上の資金調達能力があることが求められます。
出典:国土交通省ホームページ(https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000082.html)
6. おすすめの集客方法
フランチャイズに加盟するにしても、しないにしても、開業後は集客をして顧客を集める必要があります。
ここからは、リフォーム業界でよく使われているWEBサイトを作る集客方法とチラシを活用した集客方法をご紹介します。
WEBサイトを作る
「リフォームを依頼したい!」というお客様は、まずスマートフォンで情報収集し、比較検討を始めるはずです。まずはお客さんに自社のことを知ってもらうためにも、ネットを活用した集客をはじめてみましょう。
一番オーソドックスな方法は、自分のWEBサイトを作ってみることです。
検索結果の上位になればなるほど、お客様はあなたの会社を見つけやすくなります。
あなたの会社のWEBサイトが上位表示されるように、SEO対策を進めてみましょう。たとえば「内装リフォーム 東京」と検索されたときに検索結果の1ページ目に表示されるよう、ウェブの知識を生かして仕込みをします。
SEO対策を外部の会社に委託する場合は、そのコストも考慮しておきましょう。
チラシ・ポスティング
チラシを活用した集客も効果的です。「ネットの時代にチラシで…?」と思われるかもしれませんが、実はスマホをあまり利用しない高齢者にはチラシ集客が効果を発揮するのです。
バリアフリーリフォームや手すり取り付けなど、高齢者層の需要が高いリフォームを中心にチラシを制作してみましょう。
チラシ集客のメリット・デメリットを詳しく知りたい方は、下記関連記事を読んでみてください。
チラシ・ポスティング集客のメリットとデメリットを教えて!
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