どのような事業においても、利益を得ることができなければ継続的に事業を行うことができません。
ハウスクリーニングの仕事においても、赤字になるような事業では、事業を継続することができないため、利益を追求していくことが必要です。
利益を追求していくためには、一つ一つの案件をスムーズに進めていくための「稼働効率」を意識することが必要となるため、ここではハウスクリーニングで意識したい「稼働効率」についてご紹介していきます。
1. 稼働効率について
ハウスクリーニングにおいて稼働とは、ハウスクリーニングをしている時間、つまりエアコンの清掃などの依頼を受けて清掃している時間をここでは指していますが、その効率を上げることによって自分自身の時間単価を上げることになります。
稼働効率を上げることは売上アップや利益アップにつながる重要なポイントとなります。
2. 稼働効率の重要性
稼働効率を上げることが重要な理由としては、以下の点が挙げられます。
- 回転率を高めて売上向上できる
- コストを削減することができる
回転率が上がることで売上が上がり、コストを削減することで経費を抑えることができ、最終的には利益をアップさせることができます。
稼働効率が意識できなければ売上や利益を上げるために単純に「集客」や「客単価アップ」に走ってしまうことになります。
3. 労働生産性を考えよう
どのような事業においても、労働生産性というものが会社の利益を高めるために必要な考えとなります。
労働生産性の考え方は以下の通りです。
労働生産性 = 売上 ÷ 労働量(経費)
この労働生産性を高めるためには労働量、つまり経費を抑えることが必要となり、経費を抑えるためには稼働を少なくし、少ない時間で売り上げを獲得することが求められます。
具体的には、3時間でハウスクリーニングを終えるのと、1時間半で同じハウスクリーニングを終えるのでは、経費は半分で済みますし、次の案件を実施できるため、売上は2倍になります。
4. 稼働効率向上のために意識すべき3つこのと
それでは、稼働効率を高めるためにどのような意識が必要なのか、ここでは3つに絞ってご紹介していきます。
①事前に情報収集する
稼働効率を上げるために必要な意識として一つ目に挙げられるのは、「情報収集」です。
事前にどのような作業を必要としているのか、エアコンであればどこのメーカーなのか、どれくらいの年式のエアコンなのか、自宅での作業場所はどのような場所なのかなど、事前に情報収集しておくことによって、現地に行ってから「これを持ってくるべきだった」というのは少なくなるでしょう。
常に稼働効率を意識し、情報収集することを心がけることが必要です。
②自分を時給換算してみる
自分自身を時給換算してみることで、稼働効率を意識することができます。
個人事業主として経営されている方は、特に意識が必要ですが、自分自身が時給換算していくらになるのかを意識することで、時給換算して「いくらになるように効率化を図ろう」という意識が芽生えます。
ただ売上を追っているだけでは、技術の向上や効率アップは図れません。
③無駄をなくす
次に、無駄を無くすことも重要です。
無駄な作業、無駄な移動、無駄な営業を止めることによって、稼働効率を上げることができます。
普段、ルーティーンになっていることや、やらなくても良いことを惰性で続けているものなど、稼働効率を上げる意識をすることによって、無駄な作業や無駄な時間を無くすことができるでしょう。
5. まとめ
ここまで、ハウスクリーニングを営む経営者の方に向けて、稼働効率についてご紹介してきました。
個人事業主として経営をする方は、特にこの稼働効率を意識することによって売上アップや利益アップにつながることでしょう。
時給換算を常に意識することによって、仕事の質も効率も変わってくるでしょう。
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