「お店を始めたばかりの料金ってどうすればいいの?」という疑問への答えや、料金を下げなくても集客できる方法をお伝えします。
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価格は「お客様が感じる価値」で決まる
突然ですが皆さんは、どうやって商品・サービスの料金を決めていますか?
かかるコストから計算したり、相場とか他社の料金を基準にして決めている方もいると思うんですが、料金設定をするときに大事にしていただきたいのが、「”お客様が感じる価値”に見合った料金を設定する」ということです。
これは、コストに見合わない低い料金を設定するということではなくて、お客様が感じる価値を高めることで、高い料金設定でも予約が入る仕組みをつくるということです。
じゃあどうしたらいいか?なんですが、まず大手のサービスを思い浮かべてください。大手企業が提供するサービスは、相場より多少料金が高くても予約が入りやすいです。なぜかというと、お客様が、「大手だから良いサービスを提供するだろう」と思い込んでいるから、なんです。
これが「ブランド力」というものですね。
大手よりも集客できる!オリジナルストーリーを伝えましょう
「うち大手じゃないし、無理じゃん……」って思うのはまだ早いです!
「皆さんが提供するサービスの価値」をきちんとお客様に伝えることができれば、価値に見合った高い料金を設定することができます。
中には「うちはサービスに自信があるから、一度頼んでもらえればわかる!」とおっしゃる方もいるんですが、それって逆に言えば「頼むまでは良さがわからない」っていうことなので、最初から信用度が高い大手のサービスに比べるとどうしても予約は入りづらくなってしまいます。
なので、別の動画でお伝えした、「顔写真を掲載する」というのもそうなんですが、例えば、皆さんがサービスを始めたきっかけとか経緯とか、普段どういう想いで仕事をしているのかとか、他社と差別化できそうなオリジナルストーリーをサービス紹介にプラスしていただきたいです。
具体例を紹介すると、くらしのマーケットでエアコンクリーニングサービスを提供している事業者さんの中には、「無料でエアコン診断します」とか「サービスの質を重視しているので1日2件しか作業しません」とか、独自のアピールをして、相場よりも数千円高いにも関わらずたくさん予約を獲得されている方もいらっしゃいます。
予約がたくさん入ると口コミも集まるので、その口コミを見てまた予約が入るという「料金を上げても予約が入る」仕組みを作ることができます。
最初の料金設定はどうすれば?
サービスを始めたばかりだったり、口コミがない状態で最初から料金を上げてしまうと、予約が入りづらくなってしまうので、最初だけ料金を低めに設定しておいて、口コミが集まってきたら徐々に料金を上げていくというのがオススメです。
「大手じゃないから料金を下げるしかない…」ではなくて、高めに料金を設定しても、お客様から選んでいただけるような価値を提供する、ということを意識して、改めて料金設定について考えてみてください!
ご覧いただきまして、ありがとうございました!