年末年始休暇の “分散取得” 1割未満 「自宅でゆっくりする」8割

 

2020年もあと1ヵ月。今年は新型コロナウイルスの感染拡大により外出自粛が促され、7月からはGo To トラベルのスタートを皮切りに自粛が緩和されたものの、現在は「第3波」により再び自粛要請の動きが出始めています。

そこでくらしのマーケットは、今年の年末年始休暇の取り方や過ごし方について、例年と比べどのような変化が出ているのか、アンケート調査を行いました。

 

調査結果概要

  • 今年の年末年始休暇は「6日以上」が6割
  • 年末年始休暇の「分散取得」を行う予定の人は1割未満
  • 依然9割が「外出自粛」意向も、9月調査と比べると緩和傾向
  • 年末年始、8割が「自宅でゆっくり」の一方で、一定数の「帰省」「国内旅行」予定者も
  • 「Go To イート」利用予定者は17%、「Go To トラベル」利用予定者は12%

■調査結果

調査1:(就業中の人)今年の年末年始休暇は何日間ありますか?

「1週間以上」の人が約4割、6割以上が「6日以上」と回答しました。

調査2:(就業中の人)年末年始休暇を分散して取得する予定はありますか?

現在、政府分科会や各地方自治体が新型コロナ感染拡大を回避するために「年末年始休暇の分散取得」を求めています。

しかしながら、会社からの指示によって年末年始休暇を分散取得する予定の人は3.2%ほどしかおらず、企業が主体となって分散取得を促しているという実態はほぼなさそうです。自主的に休暇を分散取得する人も6.4%しかおらず、年末年始休暇を分散して取得する予定の人は1割未満と少数派となりました。

休暇を取得する具体的な日にちを聞いたところ、12月26日(土)からお休みの人が増加、12月29日(火)から1月3日(日)までは過半数がお休み予定と回答しました。こちらにおいても休暇を分散取得している様相は見受けられず、12月29日から1月3日頃までは、交通網や観光地など場所によっては混雑する可能性がありそうです。

調査3:現在の外出に関する意識を教えてください。

外出を「極力控えている」と回答したのは33.0%、「やや控えている」は56.3%となり、約9割の人が多少なりとも外出することへの危機感を抱いていることがうかがえました。

 一方で、「くらしのマーケット」が9月に同様の調査(※)をした際には、「極力控えている」が45.1%、「やや控えている」が47.0%だったことを考えると、外出自粛の意識は一時期と比べるとやや薄まっているようにも感じられます。

※シルバーウィークは「自宅でゆっくり過ごす」が6割超え 在宅時間増によるストレスも浮き彫りに(くらしのマーケット大学)

シルバーウィークは「自宅でゆっくり過ごす」が6割超え 在宅時間増によるストレスも浮き彫りに

調査4:年末年始は何をして過ごす予定ですか?

年末年始ということで約8割が「自宅でゆっくりする」と回答する一方で、「帰省」(15.1%)が5位に入りました。また、11.4%が「外食」、8.0%が「国内旅行(国内)」と回答しており、一定数の人たちは外出も予定していることが分かりました。

●年末年始の過ごし方の中で、今年と例年で違うこと

  • 実家に帰りたいが、両親は高齢のため帰省を控えます。(50代・女性)
  • 初詣に行くか行かないか迷っています。(50代・女性)
  • 年末年始の買い物も大型スーパーやショッピングモールは避けます。(50代・女性)
  • 毎年旅行をするので今年も早めに予約したが、コロナの状況をずっと見ている。(60代・女性)
  • 空港が怖いので飛行機で帰省するのをやめた。(20代・女性)
  • 岩手の実家に「堂々と」帰れない。(30代・女性)
  • Go Toキャンペーンで旅行に行く。(50代・女性)
  • 毎年アメリカで過ごしていました。日本でお正月は久しぶりです。(50代・女性)
  • 普通の掃除だけではなく、除菌・抗菌掃除をする予定。(30代・男性)
  • 毎年、年末か年始に旅行に行ってるが、Go Toの影響で予約が取れず今回は旅行を断念。(40代・男性)
  • 土日祝や会社の年末年始休み以外の平日に有給休暇を複数取る予定。(40代・女性)

調査5:年末年始にGo Toキャンペーンを利用する予定はありますか?

いずれにおいても「利用しない予定」が大半を占めましたが、利用意向が最も高かったのは「Go To イート」となり、17.1%が「利用する予定」、25.9%が「検討中」と回答しました。続いて「Go To トラベル」は12.2%が「利用する予定」、12.3%が「検討中」と回答し、利用の際には混雑回避のために日時や場所を選ぶ必要がありそうです。

また、現在はGo To トラベルの一時停止措置やGo To イートの一時販売停止が検討されるなど、Go Toキャンペーンに対する動きも出始めています。今からの決定は多くの人たちに影響を及ぼす可能性があり、いち早い決定やそれに伴うスムーズな案内が求められます。

調査概要

調査タイトル :「年末年始の過ごし方」に関するアンケート調査
調査対象 :「くらしのマーケット」会員の985名
調査期間 :2020年11月13日~11月20日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :みんなのマーケット株式会社